血に塗れた腰巻を纏い、赤子を抱いた女が雨に打たれながら暗い夜道に立っている。女は通りがかった人に赤子を預けると、どこかへ消えてゆく。夜が明けると抱いていたのは赤子ではなく石だった。これが妖怪“うぶめ”です。 うぶめは「産女」とも「姑獲鳥」とも…
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